マーク・ジェイコブスはルイ・ヴィトンで服飾部門のデザイナーを務めるマーク・ジェイコブス氏が興したファッションブランドです。グランジスタイルをハイファッションに持ち込んだことで一躍有名になりました。2001年には新ブランドのマークバイ マーク ジェイコブスを興し、若者向けのブランドの普及を目的につくられたセカンドラインを担いましたが、2015年秋冬コレクションを最後に廃止されています。
時計については、マークバイマークジェイコブスはマークジェイコブスに統一された形となり多くのシリーズが廃盤となりました。しかしマークバイマークジェイコブスにしかない独特の世界観は、現在でも若者を魅了し高い人気となっています。
さらに廃盤モデルで困るのが時計ベルト。多くのショップでは在庫を持っていないため、ベルト交換に困るケースが多いのです。つまり他社ベルトを使って自分で上手く組み合わせる必要があるのです。そこでこの記事ではベルト交換に悩むマークバイマークジェイコブスの時計を一級品に格を上げるベルト選びについてまとめました。
マークバイマークジェイコブスの時計ベルトの基本の選び方
マークバイマークジェイコブスの時計ベルトの基本的な選び方は、シンプルなデザインの時計には複雑な模様のベルトを、複雑なデザインの時計にはシンプルなベルトを選ぶこと、です。
例えばヘンリーディンキーのようなシンプルなデザインの時計なら、複雑な模様のクロコダイルやリザードなどのエキゾチックレザーを組み合わせることで、メリハリのついた雰囲気を出すことができます。逆にシンプルな時計にシンプルなカーフレザーやサテンベルトを着けると、どこのデザインにも目が止まらない間延びした印象になってしまいます。
複雑なデザインの時計にシンプルなベルトを選ぶのは、柄物のYシャツに無地のネクタイを選ぶようなもの。おしゃれテクニックとしては上級ですが、使いこなせば格が上がることは間違いありません。
他にも色、厚み、ステッチなどの複雑な要素がからみあって、時計ベルトのデザインは出来ています。こちらについては後述します。
マークバイマークジェイコブスの時計ベルト選びの必須項目とは
マークバイマークジェイコブスの時計に限ったことではありませんが、時計ベルトはなんでも着けられるわけではありません。当然、規格が存在します。それが胴元幅です。簡単に言えば、時計に取り付ける位置の幅です。
これが合っていなければ時計に取り付けることができないため、他は融通がききますがここだけは合わせる必要があります。他にも尾錠幅（時計ベルトを着ける際に穴にひっかけるバーとそのセットの取り付け幅）や長さなど、細かな要素はありますが一先ずは胴元幅さえ合っていれば、時計ベルト選びは先に進めることができます。
また、ドッティのような通常とは違う形状のベルトについては、専門店へ相談に行くのがよさそうです。ベルトを用意できるショップの案内をしてくれるはずです。
マークバイマークジェイコブスの時計の格を上げるベルト選び
さて最も重要なマークバイマークジェイコブスの時計の格を上げるベルト選びについてですが、一言で言えば時計と雰囲気のディテールを合わせること、です。先述したデザインのメリハリをつくるとは違い、時計が本来持っている魅力を最大限引き出すベルト選びをするといった意味になります。
具体的には時計にはムーブメントが入っており、備えている機構によって厚みは大きく違います。シンプルな機構は薄く複雑な機構は厚くなる傾向があり、厚いほうがより重厚感のある時計だと外観からも伝わってきます。
例えばヘンリーのようなエレガントで重厚感のある時計に合うベルトはどれか、と考えたときおおよその雰囲気としてはシンプルなデザインがいいのは先述の通り。さらにベルトは厚めで、色は黒や焦げ茶などの重ための色を選ぶのが、ヘンリーを最も活かす時計ベルト選びです。もちろん時計、ベルトの実際のデザインによって変わるのであくまで一般論になりますが、大体の場合はこうして選ぶのが、格の高い時計ベルト選びです。
マークバイマークジェイコブスの雰囲気を少しでも変えたくない人は純正を
ここまで他社製のベルトを合わせる前提で書きましたが、もちろん純正を探すのも選択の一つです。元々その時計に合わせて開発・チョイスされたケースが多いので、雰囲気を少しでも変えたくないと考える方は純正を使うことをおすすめします。
ちなみにベイカーについては弊社に一部在庫があるため、ご用意可能です。弊社で時計ベルトを購入いただいたお客様には送料をご負担いただきますが、取り付け工賃はなしで承っておりますので、お気軽にご相談ください。
ベルト交換のページはこちら→マークジェイコブス 時計ベルト交換 ベイカー
まとめ
マークバイマークジェイコブスはブランドとしてはなくなってしまったものの、魅力的なデザインの時計は今もなお人々を魅了し続けています。消耗品の時計ベルトが手に入りにくくなっている中で仕方なくあり合わせのものを着けるよりも、時計の魅力を引き出せるベルトを選べると、また新しい魅力が見つかるかもしれません。そんなパワーをもったマークバイマークジェイコブスの時計をぜひお楽しみください。
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